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子供が弾く現代曲について

 










子供が弾ける現代曲といえば、身近なのがバルトークのミクロコスモスです。

1907年当時まったく一般には興味をもたれていなかった農民音楽研究に焦点を

あて、教育上の観点に立ち返り作られたのが子供のためにです。

内容は自由奔放で形式にとらわれない、新しい和声法を使っています。

民族音楽が本来持っている生き生きとした生命力に充ちた動的な動きの曲で

他の作曲家にはない自由さがみられます。また最近ではビィラ=ロボス

(1887-1956)なども一般に弾かれるようになりました。ビィラ=ロボスは

リオデジャネイロで生まれ、作風は、後期ロマン主義に出発し、印象主義の

洗礼を受け、ブラジルの民族音楽に目覚めた後

古典主義、最終的には独自のスタイルを作り上げた作曲家です。

代表的な曲には、子供の謝肉祭、ブラジルの子供の、歌による、10曲集、

子供のうたによる、ピアノ曲集などがあります。

又プロコフィエフの子供のための音楽、タランテラがおなじみです。

一定のパターンでリズムを刻むことに特色をおいています。

これは現代音楽の特徴的な要素でもあります。

古典派や、ロマン派のポロネーズも伴奏リズムに特徴がありますが、

リズムそのものが音楽の主体になっているわけではなく、そこに

違いがあるように思います。



フランス音楽の代表的な作曲家といえば

クロード・ドビュッシーやモーリス・ラヴェル、フォーレでしょうか。

ほかにも

チャールズ・グリフス(アメリカ合衆国)
シャルル・ケクラン(フランス)
デオダ・ド・セヴラック(フランス)
ジョン・アイアランド(イギリス)
チャールズ・グリフス(アメリカ合衆国)
ジャック・イベール(フランス)というような作曲家もいますが、

あまり知られていない様です

またウィキペディアで見てみると下記の作曲家が出ていましたが、

「印象主義の作曲家」と「印象主義的な傾向のある作曲家」に分かれていて

厳密に区別することは難しいそうです。

ジャコモ・プッチーニ(イタリア)
イサーク・アルベニス(スペイン)
フレデリック・ディーリアス(イギリス→フランス)
ポール・デュカス(フランス)
ジャン・シベリウス(フィンランド)
エリック・サティ(フランス)
アレクサンドル・スクリャービン(ロシア)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(イギリス)
グスターヴ・ホルスト(イギリス)
マヌエル・デ・ファリャ(スペイン)
フランツ・シュレーカー(オーストリア)
オットリーノ・レスピーギ(イタリア)
シリル・スコット(イギリス)
カロル・シマノフスキ(ポーランド)
アーノルド・バックス(イギリス)
菅原明朗(日本)
深井史郎(日本)














カサドシュは、ギャビー夫人と息子ジャンとの共演により、モーツァルトの《2台ピアノのための協奏曲》や《3台ピアノのための協奏曲》も録音している。
カザドシュとギャビー夫人による連弾曲を収録。1959年録音盤。 
収録曲目1
1.ドビュッシー:小組曲 第1曲:小舟にて(3:12)

2.ドビュッシー:小組曲 第2曲:行列(3:00)
3.ドビュッシー:小組曲 第3曲:メヌエット(2:37)
4.ドビュッシー:小組曲 第4曲:バレエ(2:56)
5.サティ:梨の形をした3つの小品(14:01)
6.シャンブリエ:3つのロマンティックなワルツ 第1番(2:23)
7.シャンブリエ:3つのロマンティックなワルツ 第2番(4:12)
8.シャンブリエ:3つのロマンティックなワルツ 第3番(5:18)
9.フォーレ:組曲 「ドリー」 作品56 第1曲:子守歌(2:25)
10.フォーレ:組曲 「ドリー」 作品56 第2曲:ニャーオ(1:44)
11.フォーレ:組曲 「ドリー」 作品56 第3曲:ドリーの庭(2:15)
12.フォーレ:組曲 「ドリー」 作品56 第4曲:キティ・ワルツ(2:23)
13.フォーレ:組曲 「ドリー」 作品56 第5曲:やさしさ(3:08)
14.フォーレ:組曲 「ドリー」 作品56 第6曲:スペイン風の踊り(1:59)収録時間 51分33秒
組枚数 1
製作年 1996
販売元 ソニー・ミュージックディストリビューション




















小澤征爾セレクション 音楽のおくりもの for kids

子どもたちはもちろんのこと、日ごろほとんどクラシック音楽に親しんでいない人にとって、これは最高のオーケストラ入門ディスクである。 小澤征爾は、このディスクの解説の中で次のように語っている。 「僕は音楽を魔法だと思っている。だって、音楽はひとりの人の人生だって瞬間にして変えることができるんだ。聴いている人をまったく別の世界や、聞いている場所ではない空間、まったく違う気分にだって運ぶことができるのだから」。 この魔法の一番凄いところは、人の心に、想像力という翼を羽ばたかせてくれることではないだろうか? まったく別の世界や違う空間に人を運んでくれるのは、結局のところ音楽が与えてくれた想像力という翼なのだから。 いい音楽を子どもに聴かせることがなぜ大切かといえば、この想像力という翼が子どもの心に力強く生えてくるからであろう。 このディスクの中には、「カルメン」「白鳥の湖」「結婚行進曲」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をはじめ、クラシック音楽の中の最も親しみやすい曲ばかりが、小澤征爾自身の選曲・構成によって組まれている。誰でも、リラックスして、肩の凝らない名曲オンパレードを楽しみ、そして想像力という翼を羽ばたかせることができる。 演奏は世界の超一流のオーケストラばかり、小澤が特に自信を持っている、生き生きとした名演ばかりである。注目されるのは、小澤はこれらのオーケストラを「僕の長年の大切な友だちであり、仲間たち」と呼んでいることだ。世界各国の6つの超一流オーケストラに対して、等しく遠慮なく「友だち」と呼べる飾らない人間性こそ、小澤ならではの貴重なキャラクターなのである。(林田直樹)

 







子供にとって初めて聴くプロコフィエフは最初、異質なものに感じるかも
しれないが、特に和声の響き、リズムの刻みなど、子供の順応性は目の
見張るものがあるしバイエル、チェルニー、ソナチネ、のようなある種の
マンネリがないから、ある意味新鮮かもしれない。
昔コンクールの課題曲にもなった「タランテラなどは」特有の流れが
面白いのか特に男子生徒が喜んで練習していたように思う。




1907年にバルトークが当時まったく関心を持たれていなかった
民族音楽=農民音楽を収集にでかけ、これらの音楽を研究し、
ハンガリーの伝統ある音楽は規模は小さくてもバッハやモーツァルトの
珠玉のような作品に匹敵する価値のある音楽であることを発見
作曲には、音楽のもっている魂から、出発していて、民族音楽
が持っている生命力がすみずみまで浸透しているということを
作品を通して表現、自国ハンガリーへの愛国心をよりいっそう
深めた



バルトーク:「ミクロコスモス」全曲

教則本を超えた芸術! バルトーク音楽の小宇宙
教育にも熱心だったバルトークですが、その方面での最重要作が「ミクロコスモス」全6巻です。ピアノの全くの初心者レヴェルから、中級レヴェルまでを曲順を追ってカヴァーしたものですが、その音楽語法が基本的に、ハンガリー音楽をルーツの一つとした、バルトークの演奏会用作品と同じものとなっているのが特徴です。そのため演奏効果も高い後半の楽曲はもちろん、音の少ない前半の楽曲でも、「バルトークらしさ」が随所に滲み出ており、文字通りバルトーク音楽のミクロコスモス=小宇宙となっているのです。教材として実際に用いられる機会も少なくないこの曲集を、ハンガリー出身の名手ヤンドーの模範的演奏でお届けします。

録音: 2005年2、4 月 ハンガリー、ブダペスト、フェニックス・スタジオ

 




























 

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